外壁塗装で注意すべきトラブルと富士宮市付近のおすすめ業者の選び方

外壁塗装をする際は完成がイメージと違っている、近隣からの苦情など様々なトラブルがあります。予防には工事の準備を入念にし、良い業者に塗装を依頼することが大切です。

外壁塗装は家の外壁を綺麗に生まれ変わらせ、保護することができます。しかし外壁塗装を行う上で仕上がり後の不具合や近隣住民とのトラブルなど様々な事に注意が必要です。ここでは外壁塗装を行う際によくあるトラブルとその対処法、またこれから外壁塗装を行う人向けにトラブルを未然に防ぐ方法、外壁塗装の見積書について紹介します。

完成後の外壁の色がイメージと違う時

外壁塗装工事をする上で色決めを1番楽しみにしておられる方は多いと思います。この時、見本帳と呼ばれる実際に塗られる塗料のサンプルが並んだ冊子を見て決めます。しかし決めた塗料が実際に外壁に塗られた後、イメージと違うというトラブルが多発しています。見本だけでは実際に家の壁に塗った様子が正しく想像できないためにこのような問題が起きてしまいます。

塗られた色が考えていたもの違った際、施工中であれば塗り替えが可能な場合もありますが、追加料金がかかることが多いです。施行後については、費用は自己負担となるので注意が必要です。このようなトラブルを防ぐためには、見本帳は蛍光灯だけでなく太陽光の下で確認することが大切です。また、朝昼晩の3回ともに確認することも大切です。

この時見本帳は、A4以上のサイズのなるべく大きなものにしてください。そしてカラーシュミレーションをして、実際に外壁に色が塗られた様子をチェックしてみることも効果的です。家全体との配色のバランスや、サッシなど他の箇所との兼ね合い見ることが出来ます。

塗装後すぐに塗装面が剥がれたり色あせた時

外壁工事から1年も経たずに塗装が剥げたり、色あせたりすることもよくあるトラブルの一つです。このようなトラブルが起きる原因には下塗材の塗る量が不足していた、高圧洗浄を十分に行わずに下塗材を塗ってしまった、使用した塗料が下地と適合していなかったことなどが挙げられます。いずれの原因も外壁塗装業者のミスが理由であることが多いので、一度塗装をしてもらった後でももう一度塗り直しを依頼することをおすすめします。

このトラブルを未然に防ぐには、塗装工事を行なっている際にその工程や使用する塗料の量、何度塗りするかなどを詳細に報告書にまとめてもらうことが大切です。この報告書は文書だけでなく時系列別に写真をつけてもらうようにし、より証拠性の高いものにしてください。剥がれなどのトラブルは、工事完了後すぐは良い仕上がりに見え施工ミスだと判断することは難しいです。ですから施行後しばらくして塗装が剥がれてきた、色褪せてしまった時でも、その原因が外壁塗装業者のミスによるものかどうかを判断できる証拠を作っておくことが大切です。

サビが出てきてしまった時

塗り替え後一年以内にサビが出てきて見栄えが悪くなってしまったというトラブルもあります。さびが出てくることは下地処理を十分に行なっていないことが原因で起こります。外壁塗装をする際、鉄や木製の部分は塗料との密着性を高めるために、「ケレン」と呼ばれる作業をする必要があります。これは塗装面を削ったりサビ取りをしたりをしたりして下地調整を行うことです。

「ケレン」十分に行なっていなかったために塗装面にサビが出てしまった、という可能性がとても高いです。このようなトラブルが起こった時には、剥がれや色褪せの時と同じようにもう一度塗り直しを依頼することをおすすめします。外壁塗装業者のミスが原因であることが多いため、工事完了後でも塗り直しを依頼してください。

またこれも剥がれや色褪せの時と同じように、トラブルを防ぐには工事中の塗装についての情報を詳細に写真付きで記録しておくことが大切です。サビが出てきたトラブルが外壁塗装業者の過失に起因するものだという証拠を作ることが必要です。そしてこのような書類は工事完了後も捨てずに保管します。

花壇の花など外壁以外に塗装がついてしまった時

塗装時の塗料の飛散によるトラブルも多くあります。塗装方法には多くの場合、ローラーを用いてスプレーによる吹き付けが行われています。このローラーを用いる時には転がすときに塗料が飛び散ってしまう、スプレーを吹き付ける時は塗料が飛散してしまいます。

塗料を塗る際の飛び散りは避けては通れません。自宅で植物などを育てている人は特に注意が必要です。塗料が外壁以外についてしまった時、それが水性のものであれば、乾く前に濡れたタオルで拭き取ることができます。塗装工事の際、塗料は細かい霧状になって大量に周囲に飛びます。そのため乾いたものをガムテープなどでくっつけて取ることも可能です。

しかしこの方法では植物などの柔らかいものを傷つけてしまう恐れがあるので注意が必要です。飛び散った塗料が外壁以外に付着することを防ぐには、養生の徹底が大切です。養生とは、シートなどを用いて塗装面以外に余分な塗料がつかないように保護することです。塗料の飛散が心配な人は、業者の人にお願いをして養生の徹底をしてもらうことがおすすめです。

高圧洗浄の際の水が室内に入ってしまった時

高圧洗浄を外壁塗装業者に行ってもらう際に、水が家の中に入ってしまう理由は大きく分けて2つあります。1つ目は家主側のミスで窓や鍵を閉め忘れていた場合です。窓や鍵の閉め忘れをしてしまうと、高圧洗浄の時に水が侵入してしまいます。また同じように換気扇を回しっぱなしにしていたせいで水が侵入してしまうこともあります。

2つ目は塗装業者側のミスで外壁の状態や箇所を考えずに全て同じ水圧で高圧洗浄してしまうことです。外壁を洗う際は外壁の状態や箇所によって水圧を変える必要があります。例えば、外壁に傷がある部分や窓のサッシ周りに強い水圧をかけると室内に水が侵入してしまいます。もし水の侵入を見つけた時は、すぐに塗装業者に知らせるようにしましょう。そして、雑巾で拭いてもらう、水の侵入箇所を探してもらうようにします。

このようなトラブルを未然に防ぐためには高圧洗浄の日にちをきちんと把握し、忘れずに窓や鍵を閉めておくようにしてください。窓や鍵を閉めたかどうかは必ず2人以上で確認するようにします。それから技術のある職人さんに作業をお願いすることをおすすめします。

間違った契約をしてしまい解約することを伝えた際に違約金を請求された時

もし間違って契約をしてしまい、解約することを伝えた時に違約金を請求された時はクーリングオフを利用することがおすすめです。クーリングオフとは、いったん契約の申し込みや締結をした後でも、一定の期間内であれば無条件で申込みを撤回し、解除ができる制度です。この一定の期間は業者側から法定書面を受け取った日から起算して8日以内です。この際違約金などは発生しないので、塗装業者にクーリングオフすることを伝えてください。

また、このようなトラブルを未然に防ぐためには間違った契約をしないことが1番重要です。塗装業者などに相談をする際に書類を書く場合があれば、きちんとその内容を確認することが重要です。契約やお金に関する事には慎重に物事を進めることが大切です。

業者が見積もりの説明をしてくれない時

外壁塗装工事にはただ単に塗料の代金だけでなく、高圧洗浄代や足場代など非常に細かくたくさんの費用が必要になります。もし十分に見積もりの説明をしてもらえない場合、余分な工事代金がプラスされている可能性もあります。不要な工事や費用はないか確認するためにも、塗装業者に何にどのくらいのお金が掛かっているのかきちんと説明してもらう場を設けてもらいましょう。

何度お願いをしても業者が見積もりをしない場合は、担当者以外の人に相談する、最悪業者を変えることも検討します。大切な家の工事のことなので正しい判断をすることが大切です。また見積書を渡されたとしてもその内容に注意する必要があります。見積書は詳細がわかるようになっているか、金額の根拠となる説明はあるか、大幅な値引きなどがないかなどをしっかりと確認してください。

そしてこのようなトラブルを防ぐためには、きちんとした塗装業者を選ぶことがとても大切です。クリアな塗装業者ならば、お客さんの相談に真摯に乗ってくれ、見積もりなどのお金のことも隠さずにわかりやすく説明してくれます。

近隣住民とトラブルになった時

塗装工事を行なっている時に近隣の方から苦情を寄せられてしまうケースは多くあります。苦情を出されてしまった場合、まずは真摯に謝罪をしましょう。苦情を放置しているとその後大きなトラブルに発展してしまう可能性もあります。

ですからなるべく早く対応をすることが大切です。また苦情の内容以外にも何か問題はなかったかの確認をしてください。そして塗装業者に苦情があったことを伝え、2度と同じことを繰り返さないように伝えるようにします。このようなトラブルを未然に防ぐためには工事の着工前に近所の皆さんへ挨拶回りをすることが大切です。

一般的にはこの挨拶回りは塗装業者が行うことが多いようですが、家主本人が挨拶をした方が誠意を伝えられ、近隣の方も安心します。その際に工事が始まる日と終わる日をきちんと伝えましょう。工事が長くなる場合はその旨を伝え、ご迷惑をおかけしていることはないかを尋ねるようにしてください。苦情になる前の段階でトラブルを防ぐことができます。

良い塗装業者の選び方のポイント

外壁塗装工事に関するトラブルを防ぐためには良い業者を選ぶことがとても大切です。ここでは業者選びのポイントを紹介します。まずは建物診断の時についてです。診断は屋根に上がって行なうことや資格や専門知識を持った住宅診断のプロが診断をしてくれることがポイントです。

見積書の内容に関しては、一式見積りではなく工事内容が詳細にわかる見積もりで出される大切です。そして塗装面積(㎡)で見積もりを出していること、使用する塗料名が記載されており仕様書に基づいた見積もりを提出されていることもポイントです。

最後に補償とアフターについてのポイントです。しっかりとした工事保証があることや、点検制度など長期間のアフターフォローを実施していることが大切です。加えて、店舗や事務所の所在地が明確な業者であるほか、クーリングオフなど特商法に用いた契約書で契約してくれることもポイントです。

富士宮市付近でおすすめの塗装業者の選び方

外壁塗装で重要な要素となるのが、1度施工すれば基本的にはやり直しができず、しばらくはそのままその姿が継続することで、絶対に失敗したくないからこそ業者選びには迷うところです。そんな時でも上述したポイントを押さえて行けば、理想を叶えるためには何をするべきなのかが見えてきます。沼津には優良な外壁塗装の業者が多数存在しており、その中から最もマッチした企業を見つけることが可能です。

一度外壁塗装を施工すれば耐用年数はおおよそ10年前後で、次の施工まではそのままにしておくことがほとんどです。もしも気に入らない仕上がりになってしまえばそれまで我慢し続けるか、コストをかけて再施工するかを選択せざるを得なくなることから、絶対に失敗したくないところです。富士市の外壁塗装専門業者なら、親身になって相談に乗ってくれるので納得の仕上がりが期待できます。

外壁塗装の見積書

外壁塗装の見積書は、各社によって書式・内容はさまざまです。素人にも理解できるように明瞭に作成してくれる場合もあれば、施工する会社の本人たちにしか分からない書き方の場合もあります。下手をすれば大雑把な作業内容と金額しか書かれていないケースもある訳で、ユーザー側に見分ける力が必要とされる理由もおのずと分かることでしょう。

読み方を覚えるメリットの1つとして挙げられるのが、作業の要・不要が判別できる点です。きちんと把握できている人が読めば、本来必要な作業が省略されていたり逆に不要な作業が追加されていたりといった点に気付けます。 相場を把握し、そこからその見積もり金額が正当な物かを判断することができる点もメリットです。さまざまな項目や材料を一式とだけ記してひとまとめにしている見積書は案外多く、この時に細かい項目の明記を要求することで判別しやすくなったりします。

見積もり内容が、実際に工事の作業や材料に反映されているかどうか判別できる点も見逃せません。記されている塗料が勝手にランクダウンされているほか、料金に不似合いな安定性に欠ける足場を組んでいたら指摘するのも容易になります。

まとめ

以上が外壁塗装に関する良くあるトラブルとその対処法や予防策、そして富士宮市付近のおすすめ塗装業者の選び方についてです。また、良い塗装業者の見分け方のポイント、外壁塗装の見積書についても解説しました。家の外壁の工事は大きなイベントである以上、様々なトラブルが発生する可能性もあります。自分が納得できる工事ができるように多くの情報を調べ、信頼できる業者に工事を任せましょう。